防備録・その61
- 2017/09/02(Sat) -
夏らしくない天候の8月、何かと慌ただしく過ごしてました。
そして、何冊か長編が続いたこともあり、少しライトに揺り戻し。

夏休みの宿題読書は嫌いだった thumb_IMG_5007_1024.jpg

No.289「ツボ押しの達人」室積光(講談社文庫)
 愉快痛快な作品を連発している著者の新作は、ツボ押し!
 といってもマッサージではなく、柔術のツボ。それも笑っちゃうツボ!
 登場人物、舞台設定、展開、どれをとっても非現実的なのが逆に好い。
 そんなバカな!なんてことを思わず、単純に笑って読みましょう!

No.290「水族館ガール4」木宮条太郎(実業之日本社文庫)
 あれよあれよとシリーズ4作目、まだ続きそうな展開となってます。
 イルカ、ペンギン、ラッコ等、海獣好きな方にはたまらない作品で、
 それぞれの生態もよく描写していて、時に擬人化することでより身近に。
 生きるのがヘタッピな主人公の、ほのぼのラブストーリーでもあります。

No.291「冷戦とクラシック」中川右介(NHK出版新書)
 1900年代の音楽家、偉大な作曲家、大指揮者、大演奏家たちが生きた時代は
 世界戦争、東西冷戦の時代でもあり、活動が大きく制約され、なによりも
 それぞれの国の体制による思想的な締め付けが醜い時代でもあった。
 そんな状況におかれても、彼らはどのように自らの音楽を表現したのか。
 オーケストラの隆盛、現在の状況を創ったのは彼らが存在したからだろう。
 20世紀の世界史、戦争の時代を生きた彼らの叫びが聞こえる気がします。

No.292「八月十五日に吹く風」松岡圭介(講談社文庫)
 毎年8月が近づくと戦争に関係した作品が現れますが・・・
 本書は、大ヒットした、百田尚樹著「永遠のゼロ」の流れを感じます。
 太平洋の最北部アリューシャン列島、キスカ島からの引き上げ作戦。
 史実に基づく奇跡の救出が敢行された背景とその遂行の人間物語。
 この救出劇は終戦後の日本占領政策に大きく影響したそうですが・・・・
 教科書で教えてくれない歴史ですねぇ。。。
 浅田次郎著「終わらざる夏」と合わせ、知っておきたい現実です。

さ〜て『読書の秋』、といきますか・・・ね?


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