忘備録・その59
2017/06/06(Tue)
電車内で本を読んでいる人がめっきり減りました。
んっ、と違和感を感じると、ちっさな液晶画面を眺めている人が並んでいる。
多様化の時代に、見た目は画一化。ちょっと異様な光景に思えるときもあり。

ページをめくりながら、う〜んと考える読み物が多かった梅雨入り前。

IMG_4922.jpg 

No.280「埋蔵金発掘課長」室積光(小学館文庫)
 テーマが愉快、リズム感ある文章、現実味のない設定と展開。
 なので、読み手は単純に楽しんでちょーだい!って、ライトな感じ。
 ありえない!ってブーイングしながら、サクサク読み進めたラスト、
 いやはや、これはブラックジョーク?ですかぁ!!

No.281「猿蟹」鯨統一郎(小学館文庫)
 ライトな推理作家といえば、個人的お気に入りのこの方ですが・・
 この作品はなんだかシリアスチックじゃない!
 詐欺師の化かし合いだから「猿蟹」って、こちらもジョークね。
 最後まで展開が読めないから、先を知りたい欲求が刺激される!

No.282「タイムマシンの作り方」ポール・ディビス(草思社文庫)
 同じタイトルの大変面白い古典SF小説がありますが、
 こちらはタイムマシンの可能性を科学的に検討、ライトな物理もの。
 時折立ち止まり、考えなければ先に進まないけど、夢が膨らむよなぁ!
 パラドックスに関しても、そりゃそうだ!と納得させられる。

No.283「ウニはすごいバッタもすごい」本川達雄(中公新書)
 そう、ウニはすごいのです!!。科学的にみても、すごいのです!!!
 ヒトデは何故に5本足が多い?、って、読んで大いに納得しました!!
 生物たちは、どうやって生き延びてきたのだろうか?
 貝、ナマコ、ホヤ等も、しっかり科学的考察を展開していて、面白い!

No284「本能寺奇伝」世川行介(彩雲出版)
 やはり、本能寺は超1級の推理テーマなんだなぁ!、と感じる内容。
 海外展開を組み込んだ作品枠であり、血を繋ぐ民族対立な作品枠でもあり。
 そこに経済摩擦を組み合わせ、まぁ、とにかく研究して組み立ててる!
 そして、重要人物の出生設定を工夫することで、背景が深くなっている。
 悪く言えば、後出しジャンケンはの強みを、上手く活かした新鮮味。

ライトで始まり、ヘビーな読み物が続いた感じで、ページが戻る事も多々。
そんな時に液晶画面は煩わしく、やはり「紙」を“めくる”のが好みです。

 

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