防備録・その57
2017/04/08(Sat)
睡眠時間を削っても先を読みたいと思う小説がある。
そんな本に出逢えるのは楽しいし、読み進みながら嬉しくもある。
反面、読み進めるのが苦痛に感じる本もある。
しかしながら、途中でギアが突如変わり、気分もアップ!
なんてこともある。活字の世界にも宇宙があるんだなぁ。。

この2週間一気読み! IMG_4921.jpg

No.271「蜜蜂と遠雷」恩田陸(幻冬舎)
 恩田ワールド全開!、2段組500ページ超えの長編をむさぼり読んだ!
 舞台はピアノ国際コンクール。音楽&演奏表現の文章力に驚かされ、
 主演も良いが助演が重要!という構成力と展開のテンポに乗せられ、
 自分がコンクールの場にいるような、誰を応援しよう、って感覚になる。
 最近の音楽業界と聴衆のスタンスを、サラリと皮肉ってるのもニクイね。
 もう一度、読み直したくなってます。

No.272「東京藝大物語」茂木健一郎(講談社文庫)
 わたし的にはミステリアスに思える“藝大”という学校は、想像どおり?
 いやっ、想像を超える個性が活き活きと、もがき足掻いているようで。
 6年間の非常勤講師を務めた著者が世に送る、学生たちへの愛情でしょう。

No.273「銀婚式」篠田節子(新潮文庫)
 タイトルを通り過ぎて来た方には実感できるし、見えつつある方には
 想像できる物語と思います。色々あったけど良かったね〜、なんてこと
 イメージして読み出すと、ハナからうっちゃられてしまいますよ。
 ちょっと重いなぁ、って感じもギリ踏みとどまり、ラスト展開にホッ!

No.274「終電の神様」阿川大樹(実業之日本社文庫)
 No.269に続く、著者の鉄道シリーズ?は “終電” を舞台とする7話の短編集。
 実際あり得るだようなぁ〜って出来事を、よくぞ発掘?したものだなぁ。
 最後に意表を突かれたり、“純”であったり、それぞれが様々な物語を抱えてる。
 車内でスマホ魅入るより、この様な人生ドラマを想像した方が刺激的ではなかろうか。

No.275「カズサビーチ」山本一力(新潮社)
 黒船来航!、そして開国へ!というのは、教科書で教わる日本の歴史ですが、
 ペリーの8年前にも黒船が浦賀に来ていたという、教科書では教わらない事実。
 来航目的は繋がっているけれど、入港経緯はまったく異なるのだね。なぁ〜るほど!
 歴史は大きな流れで感じることが大切、教科書で是非教えて欲しいものだ。
 そして、現在の反捕鯨。当時はこのような状況だったということも知って欲しい。

自室の机周りに本の山がいくつも・・・崩れそう。
どうにかせねば(笑



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